枠の両側がテーパーになっているアルミガラリです。羽根の形状が山型で開口率30%のものと、羽根の形状が片流れで開口率50%のものの2種類があります。
用途・目的 |
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アルミガラリの開口率の計算方法は、右図の通り羽根の形状と羽根同士の間隔により計算しています。
40mm~44mmの厚みの壁やドアに挟み込んで取付けるガラリです。開口率は、羽根形状が山型で30%と52%の2種類、片流れで50%、52%、60%の3種類があります。
30mm~36mm厚みの壁やドアに挟み込んで取付けるガラリです。開口率は山型の30%と片流れの50%の2種類があります。枠はテーパー形状になっており、クリーンルームでも使用出来ます。
●「流量計数α」、「圧力損失係数ζ」について
これらの数値は、公的試験機関にてJSTML6201「換気ガラリの通気性試験方法に基づいて試験した結果、得られた数値です。
流量係数α・・・空気の流れやすさを表します(最大1最少0)。開口のみの状態でも、開口周囲の抵抗により、数値は1ではなく0.6程度と言われています。
ガラリの有効面積(当社ガラリの有効W寸法×有効H寸法)にかけることで、有効開口面積となります。流量係数は試験サンプルの有効開口面積を測定結果から求めて、有効面積で割った値として算出されます。
圧力損失係数ζ・・・通気抵抗の大きさを表します。
圧力損失係数に空気の密度/2×空気の速度の2乗をかけると圧力損失の値となります。