インターロックとは、ある操作を行うときに、ある条件を満たさない限りその操作が行えないようにする制御の方法のことです。この記事ではサンワイズのインターロック制御盤ISIシリーズのいろいろな使い道をご紹介します。
サンワイズのインターロック制御盤シリーズは3枚掛け以上の制御盤も在庫があります。また、在庫がない場合でも、部品供給が滞りがちなPLCを使用しておりませんので、「部品供給不足により納期未定」ということは今のところありません(2022年5月現在。今後の状況により対応できなくなる可能性はあります。また、インターロックに付随するカードリーダーや機器類につきましては、納期確認が必要になる場合はあります。)
CASE01:エコロジーで最先端! 室内空調機とのインターロック
空調機によって室内の「気圧」を一定に保つように空調を制御している部屋では、ドアを開けた瞬間に室内が減圧され、空調機はその差圧を埋めるために出力を上げようとしてしまいます。
case01-1:扉が開くと空調がフルパワーで稼働してしまいます。
サンワイズのインターロック制御盤シリーズは3枚掛け以上の制御盤も在庫があります。また、在庫がない場合でも、部品供給が滞りがちなPLCを使用しておりませんので、「部品供給不足により納期未定」ということは今のところありません(2022年5月現在。今後の状況により対応できなくなる可能性はあります。また、インターロックに付随するカードリーダーや機器類につきましては、納期確認が必要になる場合はあります。)
CASE01:エコロジーで最先端! 室内空調機とのインターロック
空調機によって室内の「気圧」を一定に保つように空調を制御している部屋では、ドアを開けた瞬間に室内が減圧され、空調機はその差圧を埋めるために出力を上げようとしてしまいます。
case01-1:扉が開くと空調がフルパワーで稼働してしまいます。
そこで、ドアが開いたときには「ドアが開いた」という信号(開扉信号)をドアから制御盤を介して空調機へ送ることで空調機が出力を上げてしまうことを防ぎ、ドアが閉まったときは「ドアが閉まった」という信号(閉扉信号)を送ることで、空調機を通常の制御に戻します。
case01-2:扉が開くと開扉信号が送られ、空調機の過剰運転を抑制します。
このように、ドアの開閉による空調機の過剰な運転を防ぐためのインターロック制御も可能です。
CASE02:AGV(無人搬送車)が自らドアを開ける!
ファクトリーオートメーションに必須な
インターロック!
AGVから信号を受けることで自動ドアを開閉させることも出来ます。ある条件ではAGVから信号を受けてもドアを開けないようにするなど、AGVと自動ドアを連動させることがあります。
case02-1:AGV(無人搬送車)に自らドアを開けさせることもできます。
また、AGVと連動するドアがインターロックとなっている場合は、サンワイズの制御盤を介してAGVと自動ドア同士をインターロック制御することも出来ます。
case02-2:AGVとドアとのインターロック制御も可能です。
CASE03:清浄空間(クリーンルーム)を絶対死守!
タイマー機能付き?!インターロック
クリーンルームのある建物では、クリーンルーム手前に前室を設け、前室のドアをインターロック制御することにより、ダーティ側(清浄ではない空間側)の空気を直接クリーンルームに流入することを防ぐというのが一般的です。
しかし、人や物が出入りすることで前室にはダーティ側の空気が多少なりとも流入してしまいます。通常のインターロック制御では、全てのドアが閉まっていれば必ずどこかのドアを開けることが出来ますので、前室に入ってすぐにクリーンルーム側のドアを開けてしまうと、前室に流入したダーティ側の空気がクリーンルームに流入してしまうことになります。
case02-2:通常のインターロック制御(即時開扉)
そこで、前室内の空気が正常な状態に戻るまで、一定時間前室のドアを施錠しておくといったインターロック制御にも対応します。
case02-2:タイマー付インターロック制御の場合
CASE01:エコロジーで最先端! 室内空調機とのインターロック
グレモン電気錠は、デッドボルト(閂)が完全に出た状態にならないと閉扉信号が出力されません。グレモン電気錠を組み込んだドアをインターロックにした場合、片方のドアのデッドボルトが完全に出ていない状態では、もう一方のドアは施錠されたままとなってしまい、閉じ込められてしまう恐れがあります。
case04-01:グレモン錠のインターロック制御
そこで、デッドボルトが完全に出たことを確認するためにランプを点灯させたり、デッドボルトが出きっていない間はブザーを鳴らしたりといった、安全対策の一環としてランプやブザーとのインターロックをかけることがあります。
case04-02:ブザーやランプと連動できます。
サンワイズでは、電気錠制御やインターロック制御について「こんなことはできないか」「こんな制御にしたい」など、お客様の要求に丁寧にお応えする自信が有ります。どうぞお気軽にご相談ください。 お問合せはこちら
このように、ドアの開閉による空調機の過剰な運転を防ぐためのインターロック制御も可能です。
CASE02:AGV(無人搬送車)が自らドアを開ける!
ファクトリーオートメーションに必須な
インターロック!
AGVから信号を受けることで自動ドアを開閉させることも出来ます。ある条件ではAGVから信号を受けてもドアを開けないようにするなど、AGVと自動ドアを連動させることがあります。
case02-1:AGV(無人搬送車)に自らドアを開けさせることもできます。
また、AGVと連動するドアがインターロックとなっている場合は、サンワイズの制御盤を介してAGVと自動ドア同士をインターロック制御することも出来ます。
case02-2:AGVとドアとのインターロック制御も可能です。
CASE03:清浄空間(クリーンルーム)を絶対死守!
タイマー機能付き?!インターロック
クリーンルームのある建物では、クリーンルーム手前に前室を設け、前室のドアをインターロック制御することにより、ダーティ側(清浄ではない空間側)の空気を直接クリーンルームに流入することを防ぐというのが一般的です。
しかし、人や物が出入りすることで前室にはダーティ側の空気が多少なりとも流入してしまいます。通常のインターロック制御では、全てのドアが閉まっていれば必ずどこかのドアを開けることが出来ますので、前室に入ってすぐにクリーンルーム側のドアを開けてしまうと、前室に流入したダーティ側の空気がクリーンルームに流入してしまうことになります。
case02-2:通常のインターロック制御(即時開扉)
そこで、前室内の空気が正常な状態に戻るまで、一定時間前室のドアを施錠しておくといったインターロック制御にも対応します。
case02-2:タイマー付インターロック制御の場合
CASE01:エコロジーで最先端! 室内空調機とのインターロック
グレモン電気錠は、デッドボルト(閂)が完全に出た状態にならないと閉扉信号が出力されません。グレモン電気錠を組み込んだドアをインターロックにした場合、片方のドアのデッドボルトが完全に出ていない状態では、もう一方のドアは施錠されたままとなってしまい、閉じ込められてしまう恐れがあります。
case04-01:グレモン錠のインターロック制御
そこで、デッドボルトが完全に出たことを確認するためにランプを点灯させたり、デッドボルトが出きっていない間はブザーを鳴らしたりといった、安全対策の一環としてランプやブザーとのインターロックをかけることがあります。
case04-02:ブザーやランプと連動できます。
サンワイズでは、電気錠制御やインターロック制御について「こんなことはできないか」「こんな制御にしたい」など、お客様の要求に丁寧にお応えする自信が有ります。どうぞお気軽にご相談ください。 お問合せはこちら