室内外の差圧管理のためには部屋の出入口であるドアの気密性を高める必要がある。ただ、台車等の出入りや、通路の幅、庫内の状況を考慮に入れるとスライドドアが使い勝手が良いため、気密性の高いスライドドアを探している。
気密性の高いエアタイトドアであることが絶対条件でしたが、開きドアでは台車の出し入れには不便ということで、気密スライドドアを導入しました。高い気密性能により、期待通りの差圧管理ができることはもちろん、下枠がなく床がフラットなため、台者での出入りもスムーズに行えるようになりました。
スライドドアであっても気密性能が高く、期待通りの数値を得られました。
空調の効率が高まったため、空調のロスがなくなり、年間を通じて空調にかかる費用を大幅に抑えることが出来ました。
下枠や床にレールのない構造のため、台者も人もスムーズに出入りできています。
普段は人しか出入りしないが、大型の什器や機械の搬入出を考えるとそれなりに大きな開口も必要。使い勝手からスライドドアにしたいが、片側にしか引き代のスペースがない。
本来は両引き分の開口が欲しいところ、開口のすぐ横に壁が来てしまうため、片側にはスライドドアが使えませんでした。そこで片側はスライドドア、もう片側は開き戸のハイブリッドドア、"ブレンドア”を採用しました。
限られたスペースで搬入出に必要な開口寸法を確保できた。
特殊なドアなのにカタログ掲載商品なので、工期も短くて済んだ。
醸造タンクの内部を確認するために覗き窓は複層ガラスにしたいが、一般的な複層ガラスでは結露してしまい、内部を確認できないのではないか。
タンク内の温度が高く、また湿度も高いため、通常の複層ガラスではどうしても結露してしまうため、ヒーター入りガラスを使った”発熱ペア”に交換することで、結露しない覗き窓にできました。
ガラスを強制的に温めることで結露の発生を防ぐことができるようになりました。
結露を防ぐことで内部を確認できるようになり、作業効率が上がりました。
室内の空気の清浄度を高い水準で維持する必要から、数十台のドアをインターロック制御する必要がある。
数十台のドアのインターロック制御を同時に設定する必要があることから、グループ会社であるワイズエレトリー株式会社の担当者と密に打ち合わせを行い、お客様の要求通りのインターロック制御を実現しました。
複雑なインターロック制御も、その場で確認しながら設定ができ、急な設定変更にも即座に対処できました。
複数のインターロック制御盤を1台の分電盤にまとめることで、すっきりした見た目とすることができました。
サンワイズ株式会社は、クリーンルームを意識した高品質・高機能なドア・窓を提供する建具専門メーカーです。
各種商品は商品一覧ページで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。